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トップメッセージ

「熱をコントールする技術」を究めて新しい価値を創出し、安全・安心・快適な社会づくりに貢献します。

ステークホルダーの皆様の頂点を基に事業を展開

代表取締役社長 巻野 徹

株式会社エーアンドエーマテリアルは「人に優しく」をキーワードに、一緒に働く従業員の皆様、工場・事業所の近隣に暮らす住民の皆様、私たちが作る製品を施工するお客様(ユーザー)、お客様の先に広がる生活者、さらにお取引様、株主様、投資家様など、当社に関わるあらゆるステークホルダーの皆様の視点を重視し、多面的に事業を展開しています。

例えば「お客様」の視点では、建築現場で施工する作業者の方々の負担軽減を図る製品・工法の開発を進めています。その一例として、2018年秋には接着剤を使わず特殊接着テープのみで化粧板を張り付ける「ステンドSpeed工法」を開発いたしました。施工が簡単で従来と比べ作業の大幅なスピードアップが可能となるほか、接着剤を使わないため使用済み接着剤カートリッジなど廃棄物の低減にもつながります。効率化とともに環境保全にも有効で、大変に好評をいただいています。

「生活者」の視点では、石油・石油化学など日本の経済を支える大規模プラント、あるいは電力、ガスなど日々の暮らしに不可欠な社会インフラの保温・保冷・耐火に取り組んでいます。昨年の北海道胆振東部地震では、現地の電力設備が多大な被害を受けましたが、保温材をメーカー・客先等の協力で自衛隊の輸送機で現地に搬入、当社グループのアスク・サンシンエンジニアリング㈱札幌支店が迅速な施工をしたことで早期復旧できました。このように、災害に強い設備・インフラ構築の一翼を担うとともに、これらの施設が被災した場合は早期復旧への提案力で実績を積み重ねています。さらに今日、私が経営者として特に重視しているのが「従業員の視点」です。「人を大切にする経営」を柱に据え、時間をかけて将来にわたり企業の成長を支える人材の確保・育成、あるいはモチベーションアップにつながる職場環境の整備などを着実に進めていく予定です。

「地球に優しい」企業として、CO₂とエネルギー使用量の削減に取り組む

人に優しいと同時に「地球に優しい」企業として、温室効果ガス(CO2)の削減と省エネルギーを二本柱と位置づけ、引き続き改善に取り組んでいます。環境対応の一環として、主力工場の㈱エーアンドエー茨城では総額7億円をかけて建材の乾燥システムの刷新に着手しました。2020年には完成の予定で、これにより大幅なエネルギー使用量の削減を見込んでいます。二本柱に加え、現場における廃棄物の削減やリサイクル推進にも努めています。近年はプラスチックごみによる海洋汚染が国際的に大きな問題となっていますが、私たちが関わる建築現場でも同様のごみが発生する場合があり、現場単位で順次対応を進めています。

「2020中期経営計画」で、働き方改革や商材の高付加価値化を推進

2018年度よりスタートした「2020中期経営計画」では、『持続的な発展を実現し、企業価値を高める』をグループスローガンに掲げ、2020年度に売上高450億円、営業利益30億円の達成を目指して労働生産性の向上(働き方改革)、積極的な開発・投資(高付加価値商材の拡大)などに取り組んでいます。

働き方改革では、「昭和の工場から令和の工場に」と宣言し、空調・衛生設備の更新などによる作業環境の改善を進めています。今後、継続的に投資を進め、従業員が働きやすい環境を整備し労働生産性の向上につなげていきます。IoT化への取り組みもスタートしています。まずはモデル工場として、生産状況を示すあらゆるデータをリアルタイムで一元管理する仕組みを構築中で、順次、他の工場へも横展開を図る予定です。もちろん、こうした生産性向上への取り組みは、生産部門にとどまりません。営業部門では、2019年4月からスマートフォンやノートPC、タブレットなどのモバイル端末を全員に支給し、モバイルとインターネットを活用したテレワークの導入を進めています。現場と社内をインターネットで結ぶことで本社のサーバー内にある各種業務システムの利用が時間・場所を問わず可能となり、建築現場に常駐するスタッフは細かい作業のために会社に戻る必要はありません。テレワークによる残業時間の削減、作業時のストレス軽減などの効果が、業務の効率化にもつながると期待しています。長期的には在宅勤務の導入も視野に入れて、従業員の意識改革を含むシステムの定着に取り組んでいく考えです。

収益力拡大も計画期間中の重要な課題です。これについては積極的な開発・投資による高付加価値商材の拡大はもちろん、工事事業でも売上や受注件数にこだわらず、アスベスト除去、冷凍運搬船舶関連など強みを発揮できる得意分野にターゲットを絞り、営業展開を図る方針です。いまは2020年東京オリンピック・パラリンピック関連の需要増で業界全体に追い風が吹いていますが、当社グループとしては2020年以降の事業環境の変化に備えて稼ぐ力を強化し、厳しい環境下においても収益を確保できる高収益型事業モデルの確立を目指しています。

「熱をコントールする技術」を活かして、社会に貢献し続ける

「熱をコントロールする技術」こそ、私たちの強さの源泉です。不燃・保温・耐火という機能は、どちらかといえば「縁の下の力持ち」で、普段はあまり人の目に触れず、目立ちません。しかし、実は社会のいろいろな場所・場面で使われ、不可欠となっている技術です。私たちは、今日の社会を構成する様々な施設・設備用として高機能な製品・サービスを提供し、安全・安心・快適な社会づくりに貢献してきました。そして、これからも熱のコントロールという基幹技術を活かし、さらに事業の枝葉を広げて、災害に強い国づくりに貢献できる企業であり続けていきます。ステークホルダーの皆様には、今後とも当社グループへのご理解、ご支援をお願い申し上げます。

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