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早わかりA&AM

エーアンドエーマテリアルとは?

熱をコントロールする技術を究めて新しい価値を創出し、安全・安心・快適な社会づくりに貢献する企業グループです。
多様化・高度化するニーズに対応し、より機能性、意匠性を追求した不燃ボード、化粧ボードなどの建築材料の製造、販売や鉄骨耐火被覆工事などの「建設・建材事業」、不燃紡織品、保温保冷断熱材、船舶用資材、伸縮継手などの各種工業用材料、機器の販売や保温、保冷工事などの設計、施工を行う「工業製品・エンジニアリング事業」において幅広く活動を展開しております。これらの企業活動において、環境保全に配慮し、天然資源、副産物の有効活用や環境負荷の低減を図るとともに、「持続可能な開発目標 (SDGs)」に対する取り組みとして、新製品、新工法の開発などに注力しております。
いつもどこかで、PROTECT 建設・建材事業 ビル・住宅 工場・プラント トンネル 工業製品・エンジニアリング事業 船舶 パイプ 鉄骨 環境

具体的には?

「建設・建材事業」「工業製品・エンジニアリング事業」をグループ会社もあわせた総合力で展開しています。
当社と関係会社8社で構成され、建設・建材事業、工業製品・エンジニアリング事業における製品製造、販売並びに工事の設計、施工を主な内容としております。
建設・建材事業 材料販売 ・不燃ボード ・不燃化粧ボード 工事 ・吹付耐火被覆 ・護免火 ・ボード内装 セグメント別売上比率 42% グループ会社: エーアンドエー工事(株) 建築耐火被覆工事 不燃ボード工事等 関東浅野パイプ(株) 耐火二層管の製造 建築耐火被覆材料の製造 (株)エーアンドエー茨城 不燃ボードの製造 (株)エーアンドエー大阪 不燃ボードの製造 工業製品・エンジニアリング事業 材料販売 ・プラント ・鉄鋼 ・船舶 ・自動車 工事 ・保温 ・保冷 ・断熱 セグメント別売上比率 58% グループ会社: アスク・サンシンエンジニアリング(株) 保温保冷断熱工事等 朝日珪酸工業(株) 保温断熱材、トンネル耐火材の製造 (株)アスクテクニカ 摩擦材、シール材の製造販売 アスクテクニカインドネシア 摩擦材の製造販売 アスク沖縄(株) 保温保冷断熱工事等

強みは?

「多様化・高度化する時代のニーズに対応できる専門性の高い技術力と研究開発力」

建設・建材事業

化粧板を中心とした高機能商品の開発及び生産性の向上、建材工事は省人化等の新工法、断熱被覆工法、耐火被覆工法等の開発

化粧板シリーズ(化粧けい酸カルシウム板)
内装下地や軒天井に使用されている。軽量で粘り強く衝撃に強い不燃材料「0.8けい酸カルシウム板」の単色化粧板。全48色の抗菌仕様。
エフジーボード
コンサートホールや劇場、音楽室や間仕切壁等に使用されている。曲面施工が可能。遮音性に優れる。

工業製品・エンジニアリング事業

電力・ガス関連プラントなどの配管・機器類の保温・保冷材や、ダクトや配管を熱や振動から守る伸縮継手、船舶の隔壁・天井・床用の防熱・防音材、高温熱処理工程の搬送ローラ、バルブアクチュエータ用耐火箱などの防災製品を販売。また、自動車関連商品としてシール材やブレーキライニング、クラッチフェーシングも取り扱う。

APコネクター(非金属製伸縮継手)
柔軟性と組み合わせ自由な材料構成によって、ダクト配管に生じる変位や振動、応力を絶縁する。
ディスクロール(高熱処理材用搬送ロール)
鉄鋼所等、1200℃以上にも及ぶ高温炉内で使用され、優れた断熱効果と適度な硬さで、被搬送材を優しくスムーズに搬送する。

エーアンドエーマテリアルの今

2021年度を初年度とし2023年度を最終年度とする「2023中期経営計画」においては、まずコロナ禍前の利益水準へ早期に回復することを目標の柱とします。この目標を達成するため、以下の計画指針に沿って戦略を策定し、実行していきます。
  • 1)
    事業とESGへの取組みの一体化に道筋をつける
  • 2)
    成長に向けた未来志向の事業戦略の推進
  • 3)
    DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
  • 4)
    従業員エンゲージメントの向上

売上高及び営業利益の推移 (連結)

売上高 (単位:億円) 営業利益 (単位:億円) 2013/03 売上高:360 営業利益:6 2014/03 売上高:359 営業利益:10 2015/03 売上高:395 営業利益:13 2016/03 売上高:383 営業利益:16 2017/03 売上高:393 営業利益:24 2018/03 売上高:392 営業利益:24 2020 中期経営計画: 2019/03 売上高:413 営業利益:27 2020/03 売上高:430 営業利益:30 2021/03 売上高:372 営業利益:15 2022/03(2023中期経営計画) 売上高:359 営業利益:14.4 2023/03(2023中期経営計画) 売上高:392 営業利益:14.9 2024/03(2023中期経営計画:予想) 売上高:400 営業利益:19

自己資本比率と有利子負債

2019/03 2020/03 2021/03 2022/03 2023/03 2024/03
(予想)
自己資本比率 30.8% 36.1% 39.5% 43.2% 43.2% 45.0%
有利子負債(億円) 82.6 49.2 57.7 60.1 71.2 48.0

連結業績予想数値

2024年3月期 単位:百万円 2023年3月期 (実績) 売上高 (前期比):39,200 (9.1%) 営業利益 (前期比):1,489 (3.4%) 経常利益 (前期比):1,453 (△7.0%) 親会社株主に帰属する当期純利益 (前期比):931 (△2.8%) 2024年3月期第2四半期 (実績) 売上高 (前期比):19,556 (1.5%) 営業利益 (前期比):778 (45.7%) 経常利益 (前期比):864 (39.4%) 親会社株主に帰属する当期純利益 (前期比):1,634 (393.8%) 2024年3月期 (予想) 売上高 (前期比):40,000 (2.0%) 営業利益 (前期比):1,900 (27.6%) 経常利益 (前期比):1,800 (23.8%) 親会社株主に帰属する当期純利益 (前期比):2,100 (125.4%) 工事の検収が年度の節目である第4四半期に集中する傾向にあります。 このため、当社グループの業績には季節的変動があります。

株主還元

単位:円 2019/03 普通配当:35.0 配当性向:13.5% 2020/03 普通配当:55.0 配当性向:21.1% 2021/03 普通配当:45.0 配当性向:47.2% 2022/03 普通配当:45.0 配当性向:35.9% 2023/03 普通配当:45.0 配当性向:37.0% 2024/03(予想) 普通配当:50.0 配当性向:18.2% 自己資本比率 2019/03 30.8% 2020/03 36.1% 2021/03 39.5% 2022/03 43.2% 2023/03 45.0% 2024/03(予想) 45.0% 有利子負債 2019/03 82.6 2020/03 49.2 2021/03 57.7 2022/03 60.1 2023/03 71.2 224/03(予想) 48.0 実質有利子負債 2019/03 48.6 2020/03 31.1 2021/03 34.2 2022/03 36.7 2023/03 50.7 2024/03(予想) 35.0

今後の展望は?

2021年度を初年度とし2023年度を最終年度とする「2023中期経営計画」では、『次への飛躍を目指し、あらゆる生産性を向上する』をグループスローガンとし、中長期CSR目標(CSR2030)達成に向けた道筋をつけるとともに、ウィズ/アフターコロナの時代を生き抜き、当社グループの次なる飛躍に繋げるため「事業とESGへの取り組みの一体化」「成長に向けた未来志向の事業戦略」「DXの推進」「従業員エンゲージメントの向上」の4つを主要施策とする計画を策定し、実行しております。

Ⅰ.事業とESGへの取組みの一体化に道筋をつける

CSR長期ビジョンの視点に立ち、「環境への配慮、ガバナンスの強化、社会との共生」を事業と一体で推進し、これらの投資を利益貢献につなげることで充実したESG情報を開示していく

生産部門

  1. 省エネ設備への更新によるCO2排出量削減の加速
  2. 環境税導入も視野にした生産工程改革の検討

販売部門

  1. 高気密・高断熱の製品・工法の開発推進
  2. 脱炭素化時代を見据えた輸送・物流の開拓

管理部門

  1. コーポレートガバナンスコードへの対応推進
  2. 情報発信、ステークホルダーコミュニケーションの強化
  3. 各事業所をベースにした地域社会との連携・共生

Ⅱ.成長に向けた未来志向の事業戦略の推進

成長分野に注力するための事業・組織の再編を進めるとともに、グループ企業間の連携を強化し、既存事業の深掘りと新たな事業の創造・育成を図る

建設・建材事業

  1. 化粧板の高機能化
  2. 環境対策工法・製品の開発
  3. 海外拠点の拡充

工事製品・エンジニアリング事業

  1. プラントのメンテナンス工事の拡大
  2. インドネシア事業の周辺諸国への展開
  3. 保冷用パーライト充填材抜取工法の開発
  4. 中国市場への参入・拡大

新規事業

  1. 液体水素の保冷工法開発
  2. 感染症対策品の開発
  3. 事業領域拡大に向けたビジネスアライアンスの推進

Ⅲ.DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進

進化したデジタル技術(AI・IoT)を積極的に活用・浸透させ、業務効率の改善および企業風土の改革を図る

生産部門

  1. 各工場のIoT共有プラットフォームの導入推進
  2. 生産情報の見える化推進による品質と生産性の向上

販売部門

  1. SFA(営業支援ソフト)の導入による営業活動の効率化
  2. 顧客管理データベースによるセグメントの枠を超えた情報共有

管理部門

  1. MS365拡張機能の活用推進による生産性の向上
  2. ITを活用した業務効率化の推進
    (ABWの導入、各種申請・手続きの電子化等)

Ⅳ.従業員エンゲージメントの向上

業務に合わせた多様な就労環境を整え、従業員との強固な信頼関係構築を通じて価値ある企業集団としての成長を目指す

信頼醸成

  1. 新たな経営理念によるビジョン・企業文化の浸透
  2. 従業員の積極的貢献を引き出す透明性の高い経営

就労環境

  1. 働き甲斐のある職場環境の整備
  2. ワークライフバランス適正化の推進
  3. 雇用形態にかかわらない多様な働き方の実現
  4. ハラスメント防止のための教育、啓発の強化

人材育成

  1. 適正な人事評価と従業員の能力開発の促進
  2. 女性の活躍促進
    (女性管理職の積極的登用、女性管理職候補者の育成)

ステンドSpeed工法

LNG燃料船防熱工法

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